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心理カウンセラーに相談するメリットとデメリット

現在需要が急激に伸びている心理カウンセリングってどんなことをして、何を相談すればいいの?

心理カウンセラーに頼む4つのメリット

あなたは相談をする時には誰に相談しますか?仲の良い友達?親、兄弟、上司や先生といったところでしょうか?身の周りの信頼できる人に相談することが多いですよね。もちろんそれで解決するのであれば簡単でしょう。一昔前であれば、会社の上司に仕事の悩みを相談して「それは〇〇するんだよ!」「お前のやる気が足りないんだよ」なんてゲキを飛ばされて「そうだな、やるしかないよな」と思えていた時代は終わったのです。これまでは、「こう!」と決められた道筋やゴールが決められていましたがグローバル化し、人々の働き方や勉強のしかた、人との関わり方に多数の答え、ゴールが存在しており答えや道筋を決められない。または、他人に左右されているような感覚で自分の意思決定ができていない気がするなど悩みが浮き彫りになっているように思います。

1.●●を守ってくれる

カウンセラーの基本倫理の一つに守秘義務というものがあります。それは相談内容を他言しませんという取り決めです。つまり秘密を守ってくれます。それの何が良いかというと、例えば上司にBさんが「同僚のAが休憩時間終わったのに戻ってこなくて大変だったんですよ!あれで給料同じなんて腹が立ちますよ!」と相談したとします。これを聞いた上司は、Aさんに「Aくん休憩終わったらすぐに作業に戻ってくれないと他の人に迷惑かかってしまうよ」と柔らかく伝えたとします。この時、Aさんは「Bさんが言った」とあなたに対して敵意を向けるかもしれませんし、直接的に上司があなたが言っていたと言ってしまうかもしれません。または、そんなことで文句言うなとBさんの話を聞きもしないかもしれません。上司は気を聞かせてくれてうまく伝えてくれることもあるかもしれませんが、秘密を守ってくれる保証はありません。

2.●●を見つけられる

先程の事例から、本当の問題は何だったのでしょうか?単純に自分とAさんの業務に対する姿勢の違いに腹が立ったのか。それとも、自分とAさんが同じ給料(同じ評価)ということに腹を立てているのか。または時間に対して厳しく感じているのかなど色々な可能性があります。これもカウンセラーに相談することで、Bさんの本当に気持ち「イシュー」を見つけられます。「イシュー」とは問題の本質です。Bさんが怒っているのは、給料がAさんより高ければ落ち着くのか、Aさんがやる気にになり業務への姿勢が改善されれば良くなるのか。または、過去に時間に対して父親にひどく叱られたことがトラウマとなって、時間にルーズな人を見るとそれが引き金となって怒りの反応が出てしまうのかもしれません。その場で怒るとその場では解決することもあるかもしれませんが怒りの感情がどこから来るのかわからないままだと、何度も繰り返しがちです。

3.誰よりも●●であること

誰よりもあなたの味方であることです。先程の事例から考えられる可能性として、上司に相談した時に「Aのことなんかほっといて自分の仕事に集中しろ!」「少々のことで問題にするな」「そんなので怒るなんてお前人間小さいぞ」 などBさん(あなた)に対して上司が不満や不評を抱くかもしれません。この事例客観的に見ると分かりますよね。そうなんです!Bさん(あなた)は正論なんです! しかし、組織やグループの中では上司からすると『面倒な対応』『余計な仕事』が増えた気になってしまうんですね。
カウンセラーはいつでもあなたの味方です。誰よりもあなたの味方でお話を聞きます。「それは腹が立ちますよね!」「あなたはちゃんとしているのにAさんは時間守らないなんて」「それなのに給料が同じなんて納得できないですよね!」と、あなたの気持ちや感情に寄り添ってお話を聞いていきます。

4.●●という立場であること

そして大きなメリットなのは第三者であるということ。それはAさんでも、上司でもなくBさん(あなた)の味方であることと同時に第三者目線で関係のない人からの視点でお話を聞けるということです。客観的に見ることで、誰の視点からでもない問いかけができる。さらに専門的な問いかけをすることでより深く問題の本質に迫ることができます。
また、AさんBさん上司でもない、いわば無関係の人だからカウンセラーにメリットはありません。つまり、上司やAさんの意見に寄らせる誘導的解決もしないのです。この事例で言えば、上司の更に上の立場の方に相談したとしたら上司の意見が正しいということにしたほうが丸く収まると先入観があれば質問の仕方や答えを上司に寄せた感じになっていく可能性は高いです。そうなるとBさん(あなた)の納得度も仕事へのやる気も下がってしまいます。
だから相談するなら第三者であるカウンセラーが良いのです。

心理カウンセラーに頼むデメリットはどんなことがあるの?

どんなことにもデメリットはあります。
こちらには正直なデメリットと思われることをお伝えします。

認知度の低さから

心理カウンセラーは日本ではまだまだ認知度が低いことから精神科との違いをあまり理解されていないことがあります。例えば精神科医は薬を処方できますが、心理カウンセラーは薬は処方できません。また精神科はカウンセリングをせずに処方した薬が正しかったかどうかの「診察」をします。薬で解決するか、問題の本質と向き合うか。などがあります。
実際には全然違うのですが、「心理カウンセラーに相談した」と言えば、「病んでるのかな?」と誤解をしてしまう人もいるのが現状です。
一度カウンセリングを受けてみると印象は変わるのでしょうが。

保険が適用されない

心理カウンセリングには保険は適用されません。お医者さんが診察するものではないからです。
その為、病院などを受診するよりも料金が高く感じる人もいることでしょう。しかし、考え方としてはマッサージや整体院、エステサロン、美容室などのように、体のメンテナンスをするようなもので、「心のメンテナンス」をしているという感覚でいられると気にはならないでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
メリットをまとめると以下のような感じです。
1、秘密を守ってくれます
2、表面の解決ではなく問題の本質の発見をしてくれる
3、誰か目線の立場からの意見ではなく、あなたの味方として話を聞いてくれる
4、第三者だから気兼ねなく本音を話せる

日本ではまだまだ認知度も低いですが、体のメンテナンスでマッサージやエステやヘアサロンに行く暗いの感覚で心のメンテナンスとして心理カウンセリングを利用していただけるような社会になっていけばと思っております。

今回の記事を書いたのはMe-time 心理カウンセリングです。
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