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ネガティブから解放される方法5選

ネガティブから解放されるには・・・

あなたも一度は「なんでネガティブになってしまうんだろう・・・?」なんて思ったことはないでしょうか?
それは自分自身に対してもそうかもしれませんが、お子さんや恋人、または友達なんてこともあるかもしれませんね!

今回はネガティブから解放される方法を取り上げていきたいと思います!

ネガティブを無理に〇〇しない

ネガティブな感情にとらわれがちな人には共通点があるんです。
心のどこかで、あるいは、普通に意識的に「ポジティブでいなければならない」と思っています。
人間関係で嫌なことがあっても、そんなはずはないからポジティブに考えようとします。

《ネガティブを無理に否定しない》ということを意識しましょう!

ポジティブになりたいからといって相手の発言を無理やりにでもポジティブに捉えようとする人がいます。
相手にきついことを言われても、これはきっと自分のためを思って言ってくれているに違いないと考え、
上司に無理なことを言われても、これが上司の仕事だから私が頑張らなければと考えます。
ネガティブな感情にとらわれる人は、自分を犠牲にしたり自分を否定して相手の発言をポジティブに捉えようとする傾向があります。

自分を犠牲にすることによって、相手の言動をポジティブに捉えようとします。
これは自分の気持ちを殺して、悪意があるかもしれない相手の気持ちを優先する行為です。
ネガティブでぐるぐる回ってしまいます。

もちろん、相手をむやみに肯定する必要はありません。
自分の気持ちを認めて自分を守った上で、相手を無理に肯定したり優先しないように注意していきましょう!

ネガティブと向き合うトレーニングをする

この習慣を作ると、変にポジティブになろうとしなくてもネガティブな感情と向き合うことができるようになります。
それは《他人に打ち明ける》習慣を作ることです。

信頼できる人や同じような悩みを持っている人や専門的なカウンセラーに、
自分のネガティブな感情を素直に話すということを習慣にしてみてください。
自分のネガティブな感情を打ち明けるのはしんどいと思いますが、これは筋トレと同じだと思ってやり続けてください!

しんどいことを乗り越えなければ人間はいつまでたっても変わりません。
今しんどいと感じるのは、その行動がしんどいのではなく今まで自分がしたことがないからです。

これは筋トレも同じです。
かなりハードな筋トレでも同じトレーニングを毎日していたら筋肉痛になりません。
普段使っていない筋肉を使うと筋肉痛になるんですよね。

自分のネガティブな感情を打ち明けることをしていないから、それを初めてするときにしんどさを感じるだけです。
筋トレだと思って習慣化してください。

そして信頼できる人に週に1回打ち明けてください。
なかなかそんな存在がいないという人はカウンセラーを頼ってみるといいかもしれません。
カウンセラーは第三者の立場なのでより客観的に捉えることができます。
どうしても難しい場合には、自分のネガティブな感情を8分間ほどひたすら紙に書き出す筆記開示を行ってみてください。
ネガティブな感情を持っている自分を受け入れることが重要です

メンタルトレーニングについてはこちらの記事にも記してます。

ネガティブは〇〇に期待しすぎてる

これは「自分責め」をしてしまいがちな人に多いんですが、《自分に過度な期待》をしないようにしてください。

誰でもポジティブなところもあればネガティブなところもあります。
ですが、世の中には常にポジティブであろうとする人も結構いますし、Instagram や TikTok を見るといつも楽しそうな人がたくさんいますよね。
そうしたSNSには自分以外の大勢の人が幸せそうにしている幻想が生まれています。

どんな人でもポジティブなところもネガティブなところもあります。
普段はポジティブな人がネガティブになる時もあれば、どんなにネガティブな人でもポジティブに楽しんでいる時も必ずあります。

その「落差」があるだけですから、自分のこの「落差」を感じて知っておくと少し楽になります。

いつでもポジティブであるということは実は不可能だと考えてください。
Instagram やFacebookなどでキラキラしている人のように、自分もキラキラしてないのがダメなんて考える必要はありません。

自分に過度な期待をするのではなく、現状の自分を受け入れてできることをコツコツと続けていくことが重要です。
これができない限りは、自分が期待するような未来は訪れないと思っておきましょう!

ネガティブは実は〇〇

誰にでもネガティブな面もあればネガティブな感情を感じることもあります。
このネガティブな感情は実は役に立つということを知っておいてください。

そもそもなぜ人間にネガティブな感情があるのか?
ネガティブな感情は僕たち人間が進化の過程で獲得した力です。生き残っていくことに必要な能力だったんです!
こちらについては「サピエンス全史」という本を読めば紹介されています。めっちゃすごい量の本なので、
YouTubeで中田敦彦さんのチャンネルなどで解説されているのでおすすめです!

ネガティブは何かに役に立つものなのに、多くの人がどんなことに役に立つのかを知りません。
その道具の使い方を知ってください。

自分が悲しんでいる時、怒っている時、落ち込んでいる時、その感情は道具ですから、であれば「何に役に立つのだろうか?」と考えてください。
つまり「メリット」ですね
それを使って何ができるかと考えて、一歩引いた状態で客観的に感情と向き合います。
その感情は自分の見たことのない「道具」だと思って、客観的にそれを観察してみましょう!
そうすると、道具に飲まれたり流される人はいませんので、ネガティブな感情に飲み込まれることはありません。

ネガティブ感情に名前をつける

これは先ほどの、ネガティブな感情を道具として考える方法と一緒に使っていただけるとより強力です。
これは認知行動療法のテクニックで、「感情に名前をつける」という方法があります。

ネガティブな感情は追われるとツラいものです。
これはトラウマに対しても同じですが、追われるのではなく迎えに行くようにします。
トラウマもフラッシュバックのように急に襲いかかって来られるとパニックになってしまいますが
逆に、自分から詳細に思い出して紙に書き出したりすることで、そのネガティブな感情を迎えに行くことができます。
これによって、そのネガティブな感情を自分の力でコントロールすることができるようになります。

自分のネガティブな感情に名前をつけてキャラクターにしてください。
絵が得意な人はそれをイラストにしてもらってもいいですね!
こうして道具として考えるのと同じで、その感情に飲まれることなく客観的に見ることができるようになります。
感情は放っておくと、どんどん大きくなってしまい飲み込まれますが、その前に名前をつけておくと、それを防ぐこともできます。


この迎えに行く方法を僕も実践しています。
ぼくは父親が亡くなった後、ふと親父を思い出したりします。
その時にわざと自分から「父親と息子がテーマ」の映画を見たりしてドップリと浸かりにいきます。
そうすることでネガティブな感情を自分から迎え入れたり、「親父ともっと話したかったな」「親子喧嘩してみたかったな」なんてことを感じます。
迎えに行くことで「はぁ〜浸かった。たまには思い出してあげないとな」と感じます。
すると、親父を感じてあげることで少し爽やかな気分になります。
最後にその感情キャラ「オヤジオモウくん」にありがとうと伝えて今日も生きていこうと切り替えます。
ネーミングセンスはどうでもいいんですよ!!!笑
大事なのはそこではないので!!笑

実はネガティブ感情対策は

ネガティブな感情にとらわれがちな多くの人はポジティブになろうと頑張ってしまいます。
無理に頑張ってしまうせいで
「なんでこんなに頑張っているのにポジティブになれないんだ・・・」と余計にネガティブになってしまいます。

ネガティブな感情は早い段階で受け入れていくことが大切です。
それによってコントロール可能になるので試してみてください。

とはいえ、ネガティブな感情がどうしても湧き上がってくるのがしんどいとか、上手にコントロールできるようになりたいという方もいると思います。
そんな時は是非カウンセラーを頼ってみてください!
専門的な知識や経験をもっているからより適切に対応ができます。

かくいう僕も心理カウンセラーとして月に7300分以上のカウンセリングをさせていただいています。
ネガティブとの向き合い方はもちろん、ポジティブに向かう心理術・人間関係の悩みの解決・自分の人生を生きる方法・恋愛や不倫についての相談など多種多様な相談をいただいています。

下記リンクよりご連絡いただけます。いつもご利用いただきありがとうございます。

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