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公園で出会った男の子

公園で出会った男の子

日曜日に娘と遠くにある海沿いの公園『タコの公園』に来て、遊具で遊んで

最後にその公園の中にある丘の上に上がって海を眺めていると

6歳か7歳位の男の子が「こんにちは」と話しかけてきました。



この時点でも「この子すごいなぁ」と思ったんですが

僕はただ海を眺めていただけだったので、しかも32歳の男が1人で海を眺めている時、

声かけられるでしょうか?笑

ここで何かメッセージ性を感じました!



横並びで一緒に海を眺めているときに、この子が

「1月1日が僕の誕生日だったんだけどね。地震が起きちゃったんだよね。」と、教えてくれました

令和6年能登半島地震。この子は誕生日に震災があったと言うところで

楽しいはずの誕生日と悲しい出来事が重なってしまって、少し複雑な心境だったように感じました!

少し間がありました。



僕は、「誕生日のプレゼントは何買ってもらったの?」と笑顔で聞くと、

とてもうれしそうにニコと笑いながら、「ポケモンの靴を買ってもらったんだよ!」と教えてくれました!

「そうなんだ〜!ポケモンの靴買ってもらったんだ。よかったね!」

さらに笑顔で「靴2つ買ってもらったんだよ!この靴も買ってもらったんだよ!」

と言って、今履いているかっこいい黒い靴を指差して教えてくれました。



「誕生日ちゃんといいことあってよかったね!」と伝えると

この子はお母さんのもとに向かっていきました!





もしかすると、この僕の記事を読んでいる方の中にも、地震の影響や被害に遭われた方も

いらっしゃるかもしれません。心を痛めている人もいらっしゃると思います。



ただそこで落ち込んでしまうのは少し違うのかなと思っています。

落ち込んでしまう事はむしろ人間らしいと思いますし、

ある意味、それこそが“感受性”とかその人の魅力の1つだとは思います。



ただ、この出来事が“あったからこそ”と思えるようなことであったり、

自分に今できる事はなど感じている事は変えられないかもしれませんが

発想を変えてみたりすると少し楽になるかもしれません。

そして自分にある良いことや嬉しいこと、楽しいことそういったものに

目を向けて行けたら良いのかなと思います。



きっとこの男の子が感じていたのは、自分の誕生日や

誕生日のプレゼントは本当に嬉しかったことだと思います。

ただ、周りの環境や世間体と言うところで、この“嬉しい”と言うものを“感じてはいけない”と言うふうに、

この子は感じてしまったかなと思いました。

そう感じてしまうのも仕方がないことかもしれませんが、

自分の楽しいっていうことを楽しんじゃダメ嬉しいことを嬉しいと思っちゃダメ

と周りには悲しんでいる人がいるからと言うような考え方をするのは

本当に苦しいことだと思います。生きづらいと思います。

ただ、僕はそんな事は思わなくていいと思います。



仮にですが、世間に悲しいことがあるから、今日は楽しむのをやめようと言うふうに思ったとします。

すると、きっとこの世界のどこかでは、必ず毎日1分1秒単位で悲しいことどこかで起きています。

この理屈で言うと楽しめる時と言うのは一切なくなってしまうように思います。

極端な例かもしれませんが、そんなふうに思わないように自分の“今ある”『楽しい』

そして、身近な嬉しい幸せと言うものを意識して過ごしていくといいと思います!



と言うようなことを、この男の子からのメッセージのように感じたので、シェアさせていただきました。

読んでいただきありがとうございます。人生を少しでも自分らしく楽しく生きれますように