物事をネガティブに捉えてしまう女性の事例
こちらの女性の事例を紹介します。物事をネガティブに捉えてしまう女性がいらっしゃいました。この方は学生時代から褒められている場面などで、「私なんて全然なのに...」と考えてしまい人と話したりしていても会話を途切れさせていたり雰囲気を悪くしてしまった経験があり、改善したいと来店されました。
来店時
カウンセリングの開始時は下を向き、会話も一言で終わってしまうような感じでした。
うつむき、自分の話をするのはなかなか話せないことが多いです。親しい人にも言えないような悩みを抱いている場合は特にです。どうしたら良いかもわからない状況ですよね。
うつむき、自分の話をするのはなかなか話せないことが多いです。親しい人にも言えないような悩みを抱いている場合は特にです。どうしたら良いかもわからない状況ですよね。
アイスブレイクを大切に
アイスブレイクの段階です。つまり打ち解ける段階。カウンセリングでは相談者の状態にもよりますが、多くの場合はいきなり本題に入ったりはしません。なぜなら、心理カウンセリングでは心のトラウマや本人の弱み、秘密であったり他人には言えない悩みを打ち明けます。
初対面の相手の前でいきなり心の内を見せられますか?見せれないですよね。まずはカウンセラーと打ち解けるところから始まります。
人によっては1回目のカウンセリング時間いっぱい必要となる場合もあります。
例えば無理矢理連れてこられた場合など自発的にカウンセリングに向かっていない時などがあります。
初対面の相手の前でいきなり心の内を見せられますか?見せれないですよね。まずはカウンセラーと打ち解けるところから始まります。
人によっては1回目のカウンセリング時間いっぱい必要となる場合もあります。
例えば無理矢理連れてこられた場合など自発的にカウンセリングに向かっていない時などがあります。
氷が溶けてくると...
少しづつ表情が明るくなってきました。
まだこの段階はアイスブレイク中です。
そろそろ本題に入っていけるかどうかを確認してみます。
まだこの段階はアイスブレイク中です。
そろそろ本題に入っていけるかどうかを確認してみます。
問題の本質に近づいていきます
いよいよ本題に入っていきます。
ネガティブになってしまう理由を探っていくとどうやら小学生時代の両親の離婚があったそうです。
離婚の話を母親から打ち明けられるまで円満な家庭で両親ともに仲良く過ごせていて、友人からも「仲良い家族で羨ましい」と言われて嬉しかったのに、両親は突然離婚をしてしましました。
ネガティブになってしまう理由を探っていくとどうやら小学生時代の両親の離婚があったそうです。
離婚の話を母親から打ち明けられるまで円満な家庭で両親ともに仲良く過ごせていて、友人からも「仲良い家族で羨ましい」と言われて嬉しかったのに、両親は突然離婚をしてしましました。
過去のトラウマとの遭遇
当時はどんな状況でしたか?
母親に連れられて引っ越した家で自分の新しい部屋の隅でうずくまり、何度も何度も「なんでこんなところにいるんだろう」「お父さんとお母さん仲良くしてたのは演技だったの?」「裏切られた」
そんなふうに考えていました。
もしかすると、その記憶に隠されている「裏切られた」感情が人を信用しきれずネガティブに捉えてしまうといった引き金があったのかもしれません。
母親に連れられて引っ越した家で自分の新しい部屋の隅でうずくまり、何度も何度も「なんでこんなところにいるんだろう」「お父さんとお母さん仲良くしてたのは演技だったの?」「裏切られた」
そんなふうに考えていました。
もしかすると、その記憶に隠されている「裏切られた」感情が人を信用しきれずネガティブに捉えてしまうといった引き金があったのかもしれません。
再現していく
当時を思い出してもらい深く深くイメージし、姿勢やしぐさなど再現してその時の感情にアクセスしていきます。この作業はとても繊細で人によっては重たい蓋をしている場合もあります。
カウンセラーと一緒に...
さてここから先は深く傷ついた記憶にアクセスするのは怖いです。それは言わば深く暗い海にダイビングするようなものです。
そこで心理カウンセラーがバディとなり一緒にダイビングするような感じです。
カウンセラーはこの時アンカリングをしているので深く潜ってもちゃんと戻ってこられるので安心です。アンカリングとは言わば命綱のような役割です。
そして、彼女と一緒に当時部屋の隅でうつむいて泣いていた小学生時代の自分自身に手を差し伸べてみましょう。「とっても辛かったよね。裏切られたような感じだったよね。でもね、あなたがここで頑張って耐えてくれたから今の私があるんだよ。ありがとう。」
そう、大事なのは悲観することではなく過去に起こった悲しい出来事もプラスに捉えて受け入れること。
そこで心理カウンセラーがバディとなり一緒にダイビングするような感じです。
カウンセラーはこの時アンカリングをしているので深く潜ってもちゃんと戻ってこられるので安心です。アンカリングとは言わば命綱のような役割です。
そして、彼女と一緒に当時部屋の隅でうつむいて泣いていた小学生時代の自分自身に手を差し伸べてみましょう。「とっても辛かったよね。裏切られたような感じだったよね。でもね、あなたがここで頑張って耐えてくれたから今の私があるんだよ。ありがとう。」
そう、大事なのは悲観することではなく過去に起こった悲しい出来事もプラスに捉えて受け入れること。
その後...
自分を受け入れること。それは辛いことや目を逸らしたくなるようなこともあるかもしれません。しかし、彼女は自分の奥底で傷ついた自分を受け入れ、手を差し伸べたことでありのままの自分を見つけたのです。
そしてその過去の自分があったからこそ今の自分があるのだと。
いきなり変化する人もいるかもしれませんし、数ヶ月後または数年後にいつの間にか今までの自分との変化に気づくでしょう。
そしてその過去の自分があったからこそ今の自分があるのだと。
いきなり変化する人もいるかもしれませんし、数ヶ月後または数年後にいつの間にか今までの自分との変化に気づくでしょう。
新たな人生が待っている
どんなに高級な服で着飾ろうとも、どんな収入を得ようとも、どんなパートナーがそばにいようとも、自分を受け入れられなくては幸せはありません。そして自分を受け入れることで他人も受け入れることができます。
そうすると他者を理解し協力できるようになる。表面だけではなく、心から。
アドラー心理学の「自己受容」「他者信頼」「貢献感」という共同体感覚が満たされ幸せを実感します。
これから先、ネガティブな自分もポジティブな自分も受け入れられた彼女にどんな幸せが待っているのだろう。
そうすると他者を理解し協力できるようになる。表面だけではなく、心から。
アドラー心理学の「自己受容」「他者信頼」「貢献感」という共同体感覚が満たされ幸せを実感します。
これから先、ネガティブな自分もポジティブな自分も受け入れられた彼女にどんな幸せが待っているのだろう。
心理カウンセリングはMe-timeにお任せ
今回の事例では過去のトラウマと向き合いましたが、基本的に原理として「自己受容」をしていきます。
ポジティブな自分はよくてネガティブな自分は跳ね返す。また、失敗する自分は許せないなどといったこともあるかもしれませんね。
実はそれよりも大事なのがネイティブ自分も失敗した自分も受け入れることなんです。
ポジティブな人にもネイティブな面、または考えの時もありますし失敗もあるでしょう。
全ての自分を受け入れることが大切です。
そしてMe-timeでは心理カウンセリングを活用して自分を受け入れるお手伝いをしています。
どうぞ一度ご相談ください。新たなあなたに会いましょう!
ポジティブな自分はよくてネガティブな自分は跳ね返す。また、失敗する自分は許せないなどといったこともあるかもしれませんね。
実はそれよりも大事なのがネイティブ自分も失敗した自分も受け入れることなんです。
ポジティブな人にもネイティブな面、または考えの時もありますし失敗もあるでしょう。
全ての自分を受け入れることが大切です。
そしてMe-timeでは心理カウンセリングを活用して自分を受け入れるお手伝いをしています。
どうぞ一度ご相談ください。新たなあなたに会いましょう!